ここから実際の製作に入ります。まずは床です。
全体の作りは、ツーバイフォー(2×4)工法です。これは、2インチ(5.08㎝)と4インチ(10.16㎝)の角材を基本に、1×4とか2×6を組み合わせて作るものです。
*2×4材の実際のサイズは3.8㎝×8.9㎝です。
購入したエルフの床の素材は木材です(トラックによっては金属タイプもあり)。そのまま居住部の床にもできなくはないでしょうが、
・雨対策
・保温
を考慮すると、さらにその上に床を作る必要があります。
床材にはツーバイ材は使わず、もっと安い松材を買ってきました。材質やサイズはどうでもいい部分だからです。
2.5㎝×10cmの角材をタテに5本並べます。間隔が均等ではないのは、後に居住部の柱を立てるときのトイレとシンクの位置をアバウトで計算してのものです。つまり、左から2番目の角材の上にトイレの柱を(60㎝)、右から2番目の角材の上にシンクの柱(50㎝)がくることになります。
その上に、
・5.5mmの耐水べニアを敷き詰める。
・さらにもう一度、2×10cmの松材を重ねる。
・隙間に断熱材を入れる。
・ 厚さ⒓㎜のパネルを敷く。
↑この上に12㎜の床材を敷き、最後部に余った松材を入れて蓋をし、床は完成です。
*写真は他のところを作った後で撮影
◆注意:べニア・パネル類は必ずシックハウス対策でF✩✩✩✩(☆は4つ)のものを選んでください。