自作キャンピングカーの最難関、屋根の製作①

キャンピングカー制作のクライマックスと言ってもいい屋根の製作です。

窓を取り付け、ロフトを作り、サイドのべニアを貼っていき、天井に1×4材を左右に渡し、だいぶ出来上がってきました。

↑後ろから見たところ。左手前にトイレを付け、右をキッチン、正面の空間にドアを付ける予定。



さて、屋根です。1×4材の上にまず5.5㎜のべニア材(F✩✩✩✩)

を貼っていきます。

何度も書いてますが、シックハウス防止のためF✩✩✩✩のものを選んでください。特にキャンピングカーは気密性が高いので危険です。市販のキャンピングカーでもこれを守っていないメーカーもあるように聞いてます。住宅は厳密な基準があるのにこれだけ普及してきているキャンピングカーにその基準がないというのも変な話です。

すべて貼り終わったところです。

下から見たところです。隙間ができて空が見えてますがどうしてもピッタリとは収まりません。これは後でコーキング材で塞ぎます。

この上に、1×4材を

天井の桟の1×4材の上に来るように左右に渡し、15㎜の断熱材を

天井に敷き詰めます。今回使ったのは、「カネライトフォーム」という素材ですが、名前を聞いたことがある「スタイロフォーム」の130%の断熱効果がある、というようなことを謳ってありましたがよくわかりません。

ただ、非常に軽く折れやすいです。レジに持っていく時に風に煽られてバキっと大きな音がして真っ二つに割れてしまったので、風の強い日の作業はやめた方がいいと思います。

↑風で飛ばないように端材を置いてます。

今回天井部分は2×4材ではなく1×4材を使用しました。2×4材を使うと板の厚さが38㎜なので断熱材も15㎜のものではなくもっと厚いものを使い断熱効果が高まることになるのですが、上部分を重くするとバランスが悪くなることと、この上にさらに貼る屋根材が断熱を高めてくれることを期待してのことです。

ちなみにサイドは2×4材を使用したので25mmの断熱材を使っています。

その上に、5.5㎜の耐水べニア(F✩✩✩✩)を

貼ります。

さらに隙間をコーキング材で埋めて、天井の基礎部分は完成です。

最後に貼ったべニアは防水ではなくあくまでも耐水です。直接の雨にはとても耐え切れません。

最大の問題は、この上に貼る最終素材をどうするか。

これには大いに悩みました。

次回、外壁の後、屋根の最終回となります。




<お知らせ>

青の1号が完成したので全貌を紹介しています→青の1号完成です

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